『ジュニアライター発』 カンボジア研修 子どもの貧困に衝撃
16年5月30日
ポル・ポト派による虐殺という過去を持つカンボジアの今を知ろうと、高校の研修プログラムで現地を訪れました。
首都プノンペンは、日本と変わらないくらい発展していました。しかしその陰で、ごみ山から拾った物を売って生活している子どもがいることを知りました。アンコールワットのあるシェムリアップでは、10歳にも満たないような子どもたちが、ごみ山でペットボトルをあさっている現場を見ました。衝撃的な光景に、思わず言葉を失いました。
現地のガイドさんによると、ごみ山の奥に行くと、青い炎がちらちらと見えて危険だそうです。そんな場所で働いている子どもたちを見ると、いかに私たちが幸せな環境で生活しているのか、身に染みました。
現地の学校にも行き、若者と交流しました。私たちは広島の原爆の被害や復興の歩みについて発表。プノンペンの高校生からは、カンボジアの復興の歴史について説明を受けました。
交流をきっかけに、帰国後も現地の高校生たちとフェイスブックでつながっています。貧困や人権問題をどう解決していくか、一緒に模索していきたいです。(高2山田千秋)
(2016年5月30日朝刊掲載)
首都プノンペンは、日本と変わらないくらい発展していました。しかしその陰で、ごみ山から拾った物を売って生活している子どもがいることを知りました。アンコールワットのあるシェムリアップでは、10歳にも満たないような子どもたちが、ごみ山でペットボトルをあさっている現場を見ました。衝撃的な光景に、思わず言葉を失いました。
現地のガイドさんによると、ごみ山の奥に行くと、青い炎がちらちらと見えて危険だそうです。そんな場所で働いている子どもたちを見ると、いかに私たちが幸せな環境で生活しているのか、身に染みました。
現地の学校にも行き、若者と交流しました。私たちは広島の原爆の被害や復興の歩みについて発表。プノンペンの高校生からは、カンボジアの復興の歴史について説明を受けました。
交流をきっかけに、帰国後も現地の高校生たちとフェイスブックでつながっています。貧困や人権問題をどう解決していくか、一緒に模索していきたいです。(高2山田千秋)
(2016年5月30日朝刊掲載)