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ジュニアライター発信

原爆資料館には写真届ける アンネの隠れ家撮影 スタディーツアー報告会「ヒロシマとホロコースト」

 スタディーツアーの参加者はオランダ訪問中、アンネ・フランク・ハウスのレオポルド館長に原爆資料館の志賀賢治館長の連帯メッセージを渡した。お礼に隠れ家の写真を預かり、帰国後に志賀館長に届けた。

 ジュニアライターの高校2年鼻岡舞子さん(16)たち4人が原爆資料館を訪問。回転式本棚の裏にある秘密の階段を1954年に写したモノクロ写真を手渡した。

 志賀館長は「大変ありがたい。ハードルは高いが、悲惨な記憶を語り継ぐ施設間のネットワークをつくる必要があると考えている」と述べ、今回のつながりを今後に生かす考えを示した。

 ツアー参加者は、ポーランドのアウシュビッツ・ビルケナウ国立博物館にも志賀館長のメッセージを届けた。

(2015年5月18日朝刊掲載)

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