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ジュニアライター発信

『ジュニアライター発』 広島県被団協60周年記念の集いに参加 活動発表 振り返る機会に

 「広島県被団協結成60周年記念の集い」で、私たちは中国新聞ジュニアライターの活動について発表しました。7分という短い時間で言えることは限られていましたが、ジュニアライターを知らない人たちにも伝わるよう、平和についてもっと考える人が増えてほしいとの思いで話しました。

 取材、執筆(しっぴつ)活動以外の、他県の学生との交流会や、ひろしまフラワーフェスティバルでのステージイベントなどについても紹介(しょうかい)しました。スライドは、写真やちゅーピーのイラストを多く使い、分かりやすさを目指しました。

 発表後、司会者から、他の高校生2人と一緒に、県被団協初代理事長の故森滝(もりたき)市郎(いちろう)さんに関する講演や被爆者の体験談を聞いての感想などを尋ねられました。

 緊張(きんちょう)した中で、自分の意見を短くまとめて正しく伝えられるか不安でした。それでも「森滝さんのように仕事を辞めてまで活動できるか難しいけど、諦(あきら)めずにもっと学んでいきたい」と答えました。森滝さんに関しては「核と人類は共存できない」という言葉の深い意味に触(ふ)れることができたのも良かったです。

 今回の発表は、これまでのジュニアライターの活動を振(ふ)り返(かえ)るきっかけとなりました。自分の平和への考えをもっと表現できるようになりたいと思います。(高3岡田春海、高2風呂橋公平)

(2016年6月27日朝刊掲載)

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