×

ジュニアライター発信

『ジュニアライター発』 長崎で平和会議に参加

積極的な発信 責任実感

 長崎市で8日に初めて開かれた「子ども平和会議」(日本生活協同組合連合会など主催)に、中国新聞ジュニアライターの2人が参加しました。北海道から沖縄県までの小中高生約50人が集まりました。

 参加者は事前に自分たちが住む地域の空襲(くうしゅう)や戦争中の暮らしなどを学習しています。当日は原爆の仕組みや被害(ひがい)、世界にある核兵器の数を学んだ後、7班に分かれてアピール文を作る話し合いをしました。

 3日前に広島でもあった子ども平和会議で議長、副議長を務めたジュニアライターはサポートに回りました。相手の気持ちを考えて行動する▽今の平和が当たり前でないと知り毎日に感謝する▽核兵器の恐(おそ)ろしさを勉強して私たちが世界中に伝える▽多くの国の人が長崎や広島に来るよう呼(よ)び掛(か)ける―の4項目を盛(も)り込(こ)み、同じ会場であった平和イベントで発表しました。

 年下の子どもたちと触(ふ)れ合い、年長の自分が積極的に発言し、平和の大切さを発信していかないといけないと責任を感じました。(中3伊藤淳仁)

(2017年8月28日朝刊掲載)

年別アーカイブ