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ジュニアライター発信

ジュニアライター 仏大学生と交流

 フランス・ブルターニュ地方にあるレンヌ第2大2年、エルザ・ペコさん(19)が中国新聞社を訪れ、ジュニアライターの中高生4人と交流した。

 「もったいない」を研究テーマとするペコさんは、パリを拠点とする財団の奨学金を得て来日した。より良い社会づくりの原点には平和がある、と考えて広島も訪問。被爆者や原爆資料館のピースボランティアの話も聞いたという。

 被爆者の証言などを取材するジュニアライターとは平和構築や体験継承などを英語で話し合った。ペコさんはフランスのテロの状況や移民政策を説明し、高2上岡弘実さん(16)=南区=は「海外の人と接し、励みになった」と喜んでいた。

 「広島の若い世代が意欲的に平和づくりに取り組んでいることを知り、希望を持てた」とペコさん。29日まで日本国内を回る。(桑島美帆)

(2017年6月19日朝刊掲載)

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