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ジュニアライター発信

核廃絶 折り鶴で一歩 ジュニアライター 2017ひろしまFF

 原爆や平和に関する取材に取り組む中国新聞ジュニアライターの24人が、三川町ブロックのゴールデンシャワーステージに登場した。ことしは身近な折り鶴をテーマにクイズを出すなどして、来場者と交流した。

 白血病からの回復を願って鶴を折り続けた佐々木禎子さんや、昨年5月に米国のオバマ大統領(当時)が被爆地に持参した折り鶴などに関する10問を出題。手作りのパネルや写真を掲げて時代背景などを詳しく紹介し、「鶴を折って核兵器廃絶へ一歩を踏みだそう」と呼び掛けた。

 全国から寄せられる折り鶴を再生し、自分たちで紙すきして作ったはがきも配った。4月からジュニアライターになった中学1年の林田愛由さん(12)=西区=は「折り鶴を通し平和への思いをつなげていけると、来てくれた人に伝わった」と手応えを感じていた。(桑島美帆)

(2017年5月5日朝刊掲載)

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