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ジュニアライター発信

『ジュニアライター発』 長崎で「ピースアクション」 「争いなくす」 行動が大事

 長崎市で7~9日に開かれた「ピースアクションinナガサキ」(日本生活協同組合連合会など主催(しゅさい))に参加しました。全国の小中高生39人と参加し、長崎の原爆被害について学びました。

 原爆資料館を見学し、被爆者の証言を聞いた後、七つのグループに分かれて意見交換をしました。テーマは「戦争や核兵器の使用など、争いをなくすために私たちができること」。私はリーダーとして、話し合いをまとめました。

 「戦争や紛争で被害を受けた地域に足を運び、争いはいけないと肌で感じてもらう」などの意見を基に、参加者全員で平和のアピール文を作って発表しました。身近なところから争いを減らす▽人に広める▽国民の意見を政治に反映(はんえい)させる―の3項目(こうもく)を盛(も)り込みました。

 多くの人と意見を交わしたことで、戦争はいけない、とあらためて実感することができました。高校生として、平和のために何ができるのか考えて、実際に行動しようと思いました。(高2及川陽香)

(2019年8月26日朝刊掲載)

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