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被爆75年 子どもが思いつづる 広島のNPO出版

 広島市西区のNPO法人「HPS国際ボランティア」は、平和活動に取り組む14校の児童生徒や学生たちが被爆75年の節目につづった文章をまとめた「ヒロシマの心」を自費出版した。

 ノートルダム清心中・高(西区)の生徒は、昨年広島を訪れ核兵器廃絶を唱えたローマ教皇フランシスコのスピーチが「各国トップの考えに影響を与えてほしい」と願う。新型コロナウイルスの影響で広島への修学旅行が中止になった新潟県魚沼市の中学生は、太平洋戦争について学んだ体験を書いている。

 同じタイトルで3冊目の出版。A4判60ページ。広島県内全市町の図書館などに寄贈した。記念の集いを9月12日午前10時、中区の旧日本銀行広島支店で開く。佐藤広枝理事長☎090(7895)5366。

(2020年8月31日朝刊掲載)

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