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保有国参加へ 橋渡し役望む 政府に対し岸田氏

 自民党の岸田文雄前政調会長は26日、来年1月に発効する核兵器禁止条約を巡り、核兵器保有国を参加させるために日本政府のさらなる働き掛けが必要だとの認識を示した。国会内で記者団に「唯一の戦争被爆国として、核兵器国を交渉のテーブルに着かせるために、どのような橋渡しができるのかを考えなければならない」と述べた。

 条約の発効については「核兵器のない世界を目指す上で意義がある」と評価した。岸田氏は条約が国連で採択された2017年当時、外相を務めていた。

(2020年10月27日朝刊掲載)

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