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陸自オスプレイ 岩国基地に5機 2度目の陸揚げ

 陸上自衛隊木更津駐屯地(千葉県木更津市)に配備する輸送機オスプレイ5機が14日、岩国市の米軍岩国基地に到着した。米本土から輸送された自衛隊機のオスプレイの陸揚げは2度目。今後1機ずつ2週間程度かけて点検や整備、試験飛行をした後、3月上旬以降、順次木更津駐屯地に移す予定という。

 中国四国防衛局や岩国市などによると、民間輸送船グリーン・コブが午前9時45分ごろ、基地の港湾施設に着岸。米軍関係者が5機の陸揚げ作業をした。岩国基地へのオスプレイの陸揚げを巡っては、昨年5月、最初の2機が到着し、同7月に木更津へ移動している。

 陸上自衛隊は離島の防衛強化のため佐賀空港(佐賀市)に17機を配備する予定だが、地元の反対を受け、暫定的に木更津に配備している。

 この日、基地近くの堤防では午前10時ごろから約40分間、市民団体のメンバーたち約10人が集会を開き「危険な機体を岩国基地から持ち込むのは、もう許さない」などと訴えた。

(2021年2月16日朝刊掲載)

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