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2001被爆者の伝言

 「核の世紀」20世紀を生き抜いてきた被爆者たちは、高齢化や病が進み、尽きぬ思いを抱えたまま次々に亡くなっている。確実に被爆者が消え去ってしまう21世紀を迎えたのを機に、あらためて被爆者十人に次世代に託す思いを聞いた。(宮崎智三、城戸収、荒木紀貴)
 2001年の連載を再掲しています。

米田美津子さん

(上) 嫌いな言葉は「青春って何?」

(中) 悔し涙…励まされ署名集め

(下) 「戦争はいけない」思い継承して

金崎是さん

(上) 見えるうちに惨状描きたかった

(中) 女学生、なぜ助けられなかったのか

(下) 冷酷な国、怒りおさまらん

沈載烈さん

(上) 日韓で違う待遇、差別でしかない

(下) 死ぬ前に韓国で援護法を受けたい

瀬戸高行さん

(上) 被爆二世の健康問題、早く結論を

(下) 核兵器廃絶まで座り込み続けんと

中谷玉江さん

(上) 両親に「ごめんなさい」言えんかった

(中) 教え子に勇気もらい語り始めた

(下) 若い人、少しでも原爆と向かい合って

竹内武さん

(上) 医療給付の実現、うれしかった

(下) 被爆者健康手帳、1人でも多く取得を

安井晃一さん

(上) 原爆症認定、距離で線引きおかしい

(下) 地方で暮らす厳しさ、想像以上

金枰立さん

手帳もらい、日本で生き残った

丹土美代子さん

(上) 自分だけ生き残り申し訳ない

(下) 悩み語り合える場、ほしかったんよね

松重美人さん

(上) ファインダーが涙で曇っとった

(中) 写真の役割、核廃絶まで終わらない

(下) 被爆体験話しよる時に倒れても本望

物故者編

<上> 忘れまい魂の叫び 1980年代まで

<下> 消すまい反核の灯 1990年代以降

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