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「平和の夕べ」・第405回定演 広響CD2枚発売

 広島交響楽団のコンサートを収録したCDが新たに2枚発売された。タイトルは「藤倉大 Akiko’s Piano」と「ブルックナー 交響曲第4番『ロマンティック』」=同左。指揮はいずれも下野竜也音楽総監督が務めている。

 「藤倉大―」は昨年8月に広島市中区の広島文化学園HBGホールであった「平和の夕べ」コンサートを収録。メイン曲は英国在住の作曲家藤倉大が被爆ピアノに着想した「Akiko’s Piano」で、広島市出身のピアニスト萩原麻未がソリストを務めた。ほかに、メゾソプラノ藤村実穂子が歌うマーラーの歌曲「亡き子をしのぶ歌」、バッハの「シャコンヌ」など。3300円。全国のCDショップや通販サイトで販売している。

 「ブルックナー―」は、昨年11月に大阪市のザ・シンフォニーホールであった第405回定期演奏会大阪公演のブルックナー曲を収録。2500円。タワーレコードの店舗と通販サイト、広響事務局で取り扱い中。(西村文)

(2021年4月6日朝刊掲載)

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