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　山口県光市の光ロータリークラブ（ＲＣ、吉井幸雄会長、４４人）は、アフガニスタンの子どもたちにランドセルを送る活動を続けている。国内の紛争で学用品が不足していることから、２００４年から毎年取り組んでいる。

　会員たちが３月２９日、市内のホテルで地元の浅江と室積両小の児童たちから寄せられた不要のランドセル１１３個と、ノートなどの文具を段ボール箱へ詰め込んだ。段ボール箱は約２０個になった。今月５日、化学メーカーのクラレが運営する「ランドセルは海を越えて事務局」の倉庫（横浜市）に発送した。

　アフガニスタンに届く時期は未定。今回を含め、同国へ送ったランドセルは１６９２個に上るという。奉仕プロジェクト委員長の和田巧さん（６３）は「子どもたちの学習に役立ててほしい」と話している。（中井幹夫）

（２０２１年４月９日朝刊掲載）