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原発審査了解は不許可を ゼロの会 島根県・松江市に申し入れ

 島根県内23団体でつくる「原発ゼロをめざす島根の会」(共同代表・舟木健治しまね労連議長ほか)は26日、県、松江市に対し中国電力の島根原子力発電所(同市鹿島町)2号機の再稼働に向けた安全審査の申請に、事前了解を与えないよう申し入れた。

 舟木代表たち7人が県庁を訪れ、県防災部の大国羊一部長に申し入れ書を手渡した。申し入れ書は「福島第1原発事故の全容解明もされていないのに、事前了解を与えるべきではない」とし、島根原発2号機の再稼働を認めないよう求めた。

 大国部長は「県議会や周辺自治体と協議して、今後の対処の仕方を考えたい」と応じた。

 同会は松江市にも同様の申し入れ書を提出した。(秋吉正哉)

(2013年11月27日朝刊掲載)

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