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平和学習 DVD活用を 原爆資料館 2作品貸し出し

 広島市中区の原爆資料館は28日、平和学習用のDVDに収録したアニメ「太陽をなくした日」(19分)と、ドキュメンタリー「はだしのゲンが伝えたいこと」(32分)の計2作品の貸し出しを始めた。無料。

 「太陽をなくした日」は小学低学年向け。被爆前の広島の子どもの日常を描き、原爆が何を奪ったかを考えさせる。2002年制作。

 「はだしのゲンが伝えたいこと」は、小学3年以上向け。漫画「はだしのゲン」の作者で、12年12月に73歳で亡くなった中沢啓治さんの被爆証言を収める。11年制作。この作品は、授業や原爆展会場での使用を貸し出し条件としている。

 いずれもDVDは10枚ずつ。事前に予約もできる。同様のDVDやビデオは、ほかに16作品ある。昨年度の貸し出しは741件だった。予約専用電話Tel082(541)5544。(岡田浩平)

(2013年11月29日朝刊掲載)

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