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新校舎建設や校庭の取得費 インドの学校へ募金を 広島のクラインさん呼び掛け

 元広島女学院大教授のロナルド・クラインさん(66)=広島市東区=が、インド北東部シッキム州にある孤児と貧しい家庭の子どもたちの学校「聖ザビエル学園」を支援するため、募金を呼び掛けている。新校舎や寮の建設、校庭・菜園用地の取得費などに充てる。

 同学園では、2~17歳の子ども約100人が学び、暮らしている。新校舎は、米国と日本で集めた寄付で既に教室や台所、図書室などが完成。さらに3年ぐらいかけて寮やホール、校庭、家畜小屋、菜園などを整備する計画。1千万円ほど必要という。

 クラインさんは14年前、インド旅行中に偶然、同学園校長のチャンドラ・ヨンゼンさんと出会った。それを機に支援に乗り出し、2010年、NPO法人「聖ザビエル学園を支援する会」を結成、理事長を務めている。

 問い合わせTel080(4263)6007(稲葉理事)。ホームページhttp://st‐xavier‐school.com/(宮崎智三)

(2014年1月20日朝刊掲載)

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