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高精度放射線治療を解説 広島で来月講座

 広島県と広島大は2月16日午後1時半から、広島市中区の広島国際会議場で放射線医療をテーマに公開講座を開く。県が2015年秋の開業を目指し、東区の二葉の里地区で建設中の高精度放射線治療センター(仮称)の特徴や役割を広めるため企画した。

 放射線腫瘍学に詳しい広島大大学院の永田靖教授が講演。患部を切らず、がん細胞に放射線を照射して破壊する高精度放射線治療の仕組みなどを解説する。

 白血病で亡くなり、平和記念公園(中区)の「原爆の子の像」のモデルになった佐々木禎子さんの同級生で米テキサス大MDアンダーソンがんセンターのリツコ・コマキ教授が「私の放射線治療医への道」と題して話す。

 無料で定員500人。はがきに住所と名前、電話番号、参加人数を書いて、〒730―0044広島市中区宝町5の28、県民講座事務局へ申し込む。2月10日必着。同事務局Tel082(247)0711。

(2014年1月23日朝刊掲載)

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