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秘密保護法廃止訴え 広島で400人デモ行進

 通常国会が開会した24日、2013年12月に成立した特定秘密保護法の廃止を求める約400人が広島市中心部をデモ行進した。市民団体「秘密法廃止!広島ネットワーク」が呼び掛けた。

 参加者は3グループに分かれ、午後6時半に中区の原爆ドーム前を出発。横断幕や看板を手に持ち、「秘密法反対」「民主主義を守れ」と声を上げながら本通り商店街など約2キロを歩いた。同法の廃案を求める署名活動もした。

 同法は、知る権利を侵害する懸念が残ったまま成立した。安佐南区の主婦月長千絵さん(63)は「原発や米軍基地などに関して国民が知っておくべきことが隠され、国の思うままに進んでいくのが不安。反対の意思を示したいと思い参加した」と話していた。(新本恭子)

(2014年1月25日朝刊掲載)

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