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人体への危険は 放射線を考える 3月15日講演会 中区

 福島第1原発事故による放射線の人体への影響を考える講演会が3月15日午後5時半から、広島市中区のアステールプラザである。

 オーストラリア出身の小児科医師ヘレン・カルディコット博士が、放射性物質ごとの被曝(ひばく)の症状の違いを説明。福島での症例の論文や資料を基に、女性や子どもへの危険性を指摘する。地球環境の保全と放射線被害の警鐘を鳴らすヘレン・カルディコット財団(本部・米国)が主催し、入場料千円。

 前日の14日午後2時からは、中区の旧日本銀行広島支店で音楽家たちが「青い山脈」など歌謡曲約30曲を歌うコンサートもある。市内の愛好家でつくる国民歌謡をもう一度歌う会が主催し、無料。終了後に会場外で寄付を募り、財団の活動に役立てる。財団ジャパンオフィスTel03(5787)7867。

(2014年1月30日朝刊掲載)

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