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参院委委員が岩国基地視察 市長と意見交換も

 参院外交防衛委員会の委員が24日、岩国市の米海兵隊岩国基地を視察し、福田良彦市長と意見交換した。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)から今夏、KC130空中給油機の移転を控えるなど、米軍再編の要となる同基地の実情や要望を調査した。

 末松信介委員長やアントニオ猪木議員たち11人で、市役所での意見交換は非公開。終了後に取材に応じた末松委員長は、「岩国抜きの米軍再編はあり得ず、日米安保は考えづらい。大事にしたい街」と支援する姿勢を示した。

 福田市長は、再編交付金の期限延長や住宅防音工事の区域拡大などを要望。「われわれの声をしっかり取り入れ、今後の施策に反映してほしい」と強調した。

 一行は25日、海上自衛隊呉地方隊(呉市)などを視察する。

(2014年2月25日朝刊掲載)

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