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未来志向の友好を確認 ハワイのパールハーバーロータリークラブと松井市長が懇談 広島

 米国ホノルル市のパールハーバーロータリークラブ(RC)の訪問団が24日、広島市役所本庁舎で、松井一実市長と懇談した。

 一行は、地元企業の経営者たち8人。レスター・ハンケル会長(66)は「互いに憎しみを超えて未来志向で友好を深めている」と強調し、松井市長も「戦争で争った国の市民同士が、相互理解を深めていることに感激している」と歓迎した。

 同クラブは、真珠湾攻撃と原爆投下という戦争被害を乗り越えて友好をと、1982年に広島市の広島東南ロータリークラブと姉妹クラブになった。隔年で訪問団を派遣し合っている。今回は20日から25日までの日程で広島市を訪れ、この日は中区の原爆慰霊碑にも花を手向けた。

(2014年3月25日朝刊掲載)

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