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島根原発1号機 データ送信再開 中電

 中国電力は25日、島根原子力発電所(松江市鹿島町)1号機から原子炉内の状態を把握する国の緊急時対策支援システム(ERSS)へのデータが正常に送信できなくなっていた問題で、午後6時に送信を再開したと発表した。復旧は24日午後6時15分から1日ぶり。

 中電によると、2号機の計算機を12日ぶりに再起動した際、内部時計に大幅な狂いが生じていることに気付かずデータ送信を始めたため、同時に送る1号機のデータが認識されなかったのが原因という。

 1、2号機とも現在停止中。中電はこの日の会見で「システムの特性を十分に把握できていなかった」と陳謝した。

(2014年3月26日朝刊掲載)

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