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被災地派遣は新年度も 庄原市 東松島市(宮城)税務課へ

 東日本大震災で被災した宮城県東松島市に職員派遣をしている庄原市は、新年度も職員1人を派遣する。28日、市役所で辞令交付式があった。

 派遣するのは商工観光課の河野康裕さん(31)。東松島市の要請を受けて、4月1日から1年間、税務課に籍を置き、新築が進む家屋の評価などをする。

 庄原市は、震災直後の2011年4月から東松島市に職員を派遣。河野さんは同年6月に2週間、現地で災害支援金の受付業務などに従事した。同市への職員派遣は延べ46人。1年間の派遣は13年度に続き2人目。

 辞令を交付した木山耕三市長は「庄原市の代表として、しっかりお手伝いしてきてほしい」と激励した。河野さんは「仮設住宅で大変な思いをしている方々のためにも頑張ってきたい」と話している。(伊東雅之)

(2014年3月29日朝刊掲載)

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