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世界遺産13年 記念の集い 原爆ドームに平和誓う

■記者 東海右佐衛門直柄

 原爆ドーム(広島市中区)の世界遺産登録13周年を記念する集会が7日夜、ドーム前であった。連合広島や広島県被団協(坪井直理事長)など12団体でつくる核兵器廃絶広島平和連絡会議が主催し、約100人が、平和運動の継続を誓った。

 連合広島の伊丹幸男会長、坪井理事長たち各団体の代表が、ドーム前に花輪や水をささげ、全員で黙とうした。市民グループがハンドベルで「世界の命=広島の心」などを演奏。坪井理事長が「原爆ドームの世界遺産登録日は、8月6日の平和記念式典の日と同様に重要。ドームといえば平和と思い起こしてもらえるよう運動を続けていきたい」と締めくくった。

 原爆ドームは1996年12月7日付で世界遺産に登録。同連絡会議は5周年の2001年から集会を開いている。

(2009年12月8日朝刊掲載)

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