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埋め立て免許延長の可否先送り抗議 上関原発建設予定地 山口県庁前で90人

 中国電力による山口県上関町の上関原発建設予定地の公有水面埋め立て免許の延長申請で、県が今月、中電に6度目の補足説明を求め、延長の可否判断を1年間先送りにしたの受け、計画に反対する県民約90人が23日、県庁の正面玄関前で抗議集会をした。

 3月に山口市で埋め立て不許可などを求める大規模集会を開いた実行委員会の草地大作事務局長(40)が「(村岡嗣政知事には)いちるの希望を踏みにじられた。愚かな判断を悔いて不許可とするまで諦めず戦おう」と呼び掛けた。

 「NON」と書かれた紙を全員で掲げ、「上関原発はいらない」と訴えた。集会は草地事務局長たちが急きょ呼び掛けた。

(2014年5月24日朝刊掲載)

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