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ナショナリズム対応探るシンポ 広島で21日

 シンポジウム「ナショナリズムとの対話~広島から考える東アジア」が7月21日午後2時~3時50分、広島市中区の中国新聞ホールである。予約不要で無料。

 尖閣諸島や竹島など領土問題をめぐる近隣諸国との緊張の高まりや、北朝鮮の核開発を市民がどのように捉え、対応すべきかを考える。広島大の丸田孝志教授(中国近代史)と島根県立大の福原裕二准教授(朝鮮外交)、県立広島大の上水流久彦講師(台湾文化論)が、広島市立大の西田竜也准教授(国際関係論)の司会で意見を交わす。

 近隣諸国との対立をあおるようなナショナリズムが一部で高まりをみせる中、被爆地広島から対話や相互理解による解決策を探ろうと、県立広島大地域連携センターが企画した。同センターTel082(251)9534。

(2014年6月29日朝刊掲載)

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