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艦載機着艦など視察 あす岩国市長 米空母で運用把握

 岩国市の福田良彦市長は29日の記者会見で、31日に米海軍の原子力空母ジョージ・ワシントンで艦載機の着艦などを視察すると発表した。2017年ごろまでに米海軍厚木基地(神奈川県)から米海兵隊岩国基地(岩国市)に移転が計画される空母艦載機部隊の運用を把握する。

 在日米海軍主催の定期的な見学会の一環で、米軍側から案内があったという。福田市長は「運用の実態を肌で感じたい」と述べた。31日は、岩国基地から輸送機で洋上の空母に移動。周防大島町の椎木巧町長や和木町の米本正明町長、県議たちも参加する。空母の場所は「運用上、当日にならないと分からない」とした。

 また福田市長は、在日米軍再編で負担が増える都道府県を対象に政府が検討している新たな交付金について、「報道では県に交付されると聞いているが、地元岩国市に対しても使い勝手がいいものであることが大切」と話した。(野田華奈子)

(2014年7月30日朝刊掲載)

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