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　海上自衛隊呉教育隊（呉市幸町）で２２日、修業式があった。１５９人が約５カ月間の訓練を終え、それぞれが呉基地や全国の海自部隊に配属された。

　自衛官候補生として４月に入隊し、７月１日に自衛官（２士）となった１８～２６歳の任期制の学生たち。家族や来賓約５５０人に見守られ、体育館での式に臨んだ。一人一人が名前を呼ばれ、大声で返事をして起立。茂津目晴道呉教育隊司令から修業を申し渡された。

　訓示で伊藤俊幸呉地方総監は「海自隊は多様な任務に当たっている。国民への奉仕の精神を持ってほしい」と激励。呉システム通信隊に配属された平岡光太郎さん（２６）は「仕事を確実にすることが国民を守ることにつながる」と力を込めた。

　部隊の基幹となる海曹を目指す一般候補生１４５人は、２９日に修業式を迎える。（小島正和）

（２０１４年８月２６日朝刊掲載）