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　日本青年会議所（ＪＣ）主催の少年少女国連大使として７月下旬、米ニューヨークの国連本部などで研修した岩国市室の木町の古井翔子さん（１４）＝広島女学院中２年＝が２６日、岩国市役所を訪れ、福田良彦市長に体験などを報告した。

　少年少女国連大使は、国際協力に貢献できる人材育成を目的にＪＣが２０１１年から実施。県内からの参加は、古井さんが初めてという。

　研修は７月２２～２８日にあり、全国から選ばれた小学６年～中学３年の計３０人が参加。国連本部では、アフリカでまん延するエイズやマラリアの予防法について学習。グループで考えをまとめ、発表を行った。日本領事館やユニセフも訪問するなどした。

　古井さんは「世界には、資源や知識の差で病気になる人がたくさんいることを知った。将来は医師になり、病気で苦しむ人を減らしたい」などと報告。福田市長は「この経験を生かして、世界で活躍できるよう頑張って」と激励した。（大村隆）

（２０１４年８月２７日朝刊掲載）