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　山口県岩国市の米海兵隊岩国基地は２６日、在日米軍再編に伴う米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）から同基地へのＫＣ１３０空中給油機部隊の移転がすべて完了したと発表した。

　給油機１５機の移転は１日までに終えたが、８月末までをめどに装備や人員の移転が続いていた。

　岩国市の福田良彦市長は移転完了を受け、「沖縄の負担軽減につながることを願う。安全確保に万全を期すよう、国や米軍に求めていく」とのコメントを発表した。山口県の村岡嗣政知事は「航空機の安全運用や騒音などの状況把握に努めたい」とする談話を出した。

（２０１４年８月２７日朝刊掲載）