大江健三郎さん講演 平和や憲法問題テーマ 来月広島市中区
14年9月22日
ノーベル賞作家の大江健三郎さんが１０月４日午後２時から、広島市中区の市文化交流会館で、憲法問題をテーマに講演する。集団的自衛権の行使容認に反対する被爆者や平和運動家でつくる「戦争をさせないヒロシマ１０００人委員会」が企画した。
大江さんは同名の全国組織の呼び掛け人で、憲法解釈の変更を閣議決定した安倍政権を批判している。この問題を軸に平和への思いを１時間余り語る。午後１時４５分から広島朝鮮初中高級学校（東区）の生徒による舞踏や合唱もある。入場料９９９円。定員約２千人。
１９日に市役所で記者会見した、ヒロシマ１０００人委員会の呼び掛け人の一人、山田延広弁護士は「閣議決定は強行されたが、関連法案が審議される今からが本番だ。講演で平和憲法の重要性を確かめ、改憲に反対の声を上げてほしい」と訴えた。事務局の県平和運動センターＴｅｌ０８２（５０３）５８５５。（田中美千子）
（２０１４年９月２０日朝刊掲載）
大江さんは同名の全国組織の呼び掛け人で、憲法解釈の変更を閣議決定した安倍政権を批判している。この問題を軸に平和への思いを１時間余り語る。午後１時４５分から広島朝鮮初中高級学校（東区）の生徒による舞踏や合唱もある。入場料９９９円。定員約２千人。
１９日に市役所で記者会見した、ヒロシマ１０００人委員会の呼び掛け人の一人、山田延広弁護士は「閣議決定は強行されたが、関連法案が審議される今からが本番だ。講演で平和憲法の重要性を確かめ、改憲に反対の声を上げてほしい」と訴えた。事務局の県平和運動センターＴｅｌ０８２（５０３）５８５５。（田中美千子）
（２０１４年９月２０日朝刊掲載）
