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被災地から 福島の児童416人が温かメッセージ 広島土砂災害 避難所4ヵ所に掲示

 広島市安佐南区の土砂災害の避難所4カ所に、東日本大震災で被災した福島県会津若松市の謹教小から応援のメッセージが届いた。

 全児童416人が模造紙計12枚に貼り付けた。「ぼくたちもふくしまけんでがんばります」「一歩ずつ進んでいきましょう」などの言葉が、笑顔の子どもや太陽の絵とともに盛り込まれている。

 佐東公民館(緑井6丁目)に届いたメッセージを見た配管工末長哲也さん(54)は「読んで胸が熱くなった。災害に負けず、仕事に励みたい」と話していた。

 同小6年生が授業で「6・29豪雨災害」について学んだのがきっかけ。リーダーの斎藤愛純さん(12)は「今回の災害で多くの命が失われたと聞いた。少しでも元気を出してほしい」と願っている。(原未緒)

(2014年9月26日朝刊掲載)

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