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日中韓音楽家 平和願う調べ 広島市中区で演奏会

 日本と中国、韓国の若手音楽家計10人が平和への願いを込めて歌や演奏を披露する「広島平和演奏会 希望のしらべ」が24日、広島市中区のアステールプラザであった。約150人が聴いた。

 東区のバイオリニスト小島燎さん(21)たちの三重奏や中国の大学院生によるバリトン独唱、韓国の高校生のチェロ独奏など、クラシックを中心に15曲を披露。客席から惜しみない拍手が送られた。

 収益の一部はアフリカの音楽家支援に充てる。演奏を聴いた安佐北区の主婦石川淑子さん(74)は「平和を願う力強い演奏が胸に響いた」と話していた。

(2014年10月25日朝刊掲載)

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