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豪の高校生36人 平和公園を見学 サッカー親善試合

■記者 新田恭子

 サッカーの親善試合のため広島市を訪れたオーストラリア学生選抜チームの高校生が29日、平和記念公園(中区)を見学した。

 16~18歳の選手36人。原爆資料館では、爆心地周辺の惨状の模型や遺品などを熱心に眺めたり写真を撮ったりしていた。原爆慰霊碑や原爆の子の像も見学し、手を合わせた。

 男子チームのキャプテン、タイソン・ローズさん(18)は「悲惨さが生々しく胸に迫った。母国で友人にも伝えたい」と話した。

 選手は28、29日、安佐南区の広島ビッグアーチなどであった親善広島国際ユースサッカー(県サッカー協会主催)に参加した。

(2011年1月30日朝刊掲載)

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