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戦争と平和 親子の意見 三原の県立広島大で掲示

 広島県三原市の県立広島大保健福祉学部の学生が17日、平和をテーマに開いたイベントの紹介ポスターを同大三原キャンパスに張り出した。イベントは7月に同キャンパスで開き、子どもたちを招いて意見を交わした。

 イベントは4歳~小学4年の7人と保護者の計12人、学生11人が参加。平和と戦争から連想することを子どもに書き出してもらったり、平和へのメッセージや絵をかいたキャンドルを作ったりした。

 ポスターには平和からイメージした「助け合い」「理解」、戦争から浮かんだ「家族がばらばらになる」「不平等」などの言葉が並ぶ。当日の様子も写真付きで紹介した。

 8月6日の広島原爆の日に合わせて広島市で開かれる「ヒロシマピースキャンプ」の同好会をつくっている学生が企画。ポスターは1号館1階に張り出した。20日までと25~28日に見ることができる。同好会代表の4年藤塚依美さん(31)は「平和の大切さをあらためて考えるきっかけにしてほしい」と話している。(山本庸平)

(2014年11月18日朝刊掲載)

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