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ロシア語でも核廃絶発信 平和MCウェブサイト 中国新聞社

 中国新聞社は26日、被爆体験に根差したヒロシマの訴えを国内外に発信しているヒロシマ平和メディアセンター(平和MC)のウェブサイトに、ロシア語を追加する。日本語、英語、中国語、フランス語に続く5カ国語目となる。間近に迫った被爆70年を前に、多言語によるヒロシマ発信を強化するのが狙い。

 英語を含む海外4言語は全て核兵器保有国の言葉。サイトを通して、核兵器を持つ米国や英国、ロシア、フランス、中国などの人々に原爆被害の実態や放射線の危険性などを訴える。

 平和MCのウェブサイトは2008年1月、原爆・平和関連の専用サイトとして開設。今年4月のリニューアルで、従来の日本語と英語に中国語とフランス語を加えて多言語化した。200近い国・地域からアクセスがある。

(2014年11月26日朝刊掲載)

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