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厚木の被害 現状訴える 岩国爆音訴訟

 米海兵隊岩国基地(岩国市)の周辺住民が国を相手に騒音被害の賠償や垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの飛行差し止めなどを求めた岩国爆音訴訟の口頭弁論が27日、山口地裁岩国支部であった。

 第4次厚木爆音訴訟原告団の金子豊貴男副団長(64)が原告側証人として出廷し、騒音被害の現状などを訴えた。2017年ごろとされる米海軍厚木基地(神奈川県)から岩国基地への米空母艦載機の移転に関して、「移転後も厚木の離着陸は増え、騒音はひどくなると予測される。爆音が岩国に拡大し、最悪の結果を生む」などと訴えた。

(2014年11月28日朝刊掲載)

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