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社説・コラム

『きらり人』 岩国日米協会のスピーチコンテスト中学生の部で優勝した川下中2年 林宏祐君

林宏祐君(13)=岩国市門前町

 
異文化理解・交流に意欲

 「相手の文化を理解し、より深くコミュニケーションを取れるようになりたい」。11月に岩国日米協会が岩国市で開いた「日本語・英語スピーチコンテスト」の中学生の部で優勝した。

 文化の違いを学ぶことの大切さについて約3分間、英語でスピーチした。日本人が社交辞令でよく使う「よかったら今度お食事でもしましょう」というフレーズを例に挙げた。「『あなたと良い関係を築きたい』という表現だが、たいていは実際に食事に行くことはなく、海外の人に悪いイメージを与える」と紹介した。

 幼い頃、「英語の響きがかっこいい」と興味を持った。英会話教室に通い、将来は英語を使った仕事に就きたいという。

 「自信はなかったけれど、優勝できてうれしい。練習に付き合ってくれた先生や親のおかげ。これからも努力して、コンテストに挑戦したい」(増田咲子)

(2014年12月4日朝刊掲載)

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