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6生協が14万人署名 「核兵器禁止条約 交渉開始を」 平和首長会議に提出

 神奈川、山梨、静岡3県の生協6団体が21日、核兵器禁止条約の交渉開始を求める14万1280人分の署名を平和首長会議に提出した。今春の核拡散防止条約(NPT)再検討会議に合わせ、米ニューヨークの国連本部へ届けられる。

 各生協の役員たち7人が広島市役所で会長の松井一実市長に、昨年8~12月に組合員や関係団体から集めた段ボール16箱分の署名を託した。生協ユーコープ(横浜市中区)の當具(とうぐ)伸一理事長は「再検討会議で(交渉開始に向け)前進してほしい」と話した。

 平和首長会議は2015年までの核兵器禁止条約の締結、20年までの核兵器廃絶を掲げている。10年に署名活動を始め、これまで約120万人分が寄せられた。(田中美千子)

(2015年1月22日朝刊掲載)

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