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放射線影響や被曝医療 広島大、情報サイト開設

■記者 衣川圭

 広島大は19日、インターネットで閲覧できる「放射能対策基本情報ポータルサイト」を開いた。福島第1原発事故による放射性物質への不安が高まる中、放射能などについて正確な情報を発信する。

 同大の原爆放射線医科学研究所と緊急被ばく医療推進センターが監修した。放射線を浴びた場合の体の影響など、放射能や被曝(ひばく)医療に関する基本情報を掲載。予防措置や除染の基準についてよくある質問はQ&A形式にした。

 同大広報グループは「被曝医療の蓄積がある広島大の研究成果や知見に基づく正しい情報を提供し、風評被害を防ぎたい」としている。同サイトのアドレスhttp://aboutradiation.hiroshima-u.ac.jp/

(2011年4月20日朝刊掲載)

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