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ろう学校 避難訓練 手話で誘導 原発事故に備え 松江

 中国電力島根原子力発電所の事故に備え、原発の南約4・5キロの県立松江ろう学校(同市古志町)で4日、避難訓練があった。県の広域避難計画を受け、同校が作成したマニュアルに基づいて初めて実施した。

 島根原発2号機が電源の故障で冷却機能を失った―と想定。幼児・児童・生徒28人と教職員約60人が参加した。

 異常発生を知らせる校内の赤いライトの点滅を見た児童たちは、教職員の手話による誘導で聴能室に集合。さらに、毛布をかぶってスクールバスに乗り込み、避難場所に見立てた校内の体育館に移動。教員が「すぐ建物内に入り、外の空気になるべく触れないように」などと説明した。

 高等部3年の石橋美幸さん(18)は「どうすればよいか不安になったが、落ち着いて行動したい」と話していた。(西村萌)

(2015年3月5日朝刊掲載)
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