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3年ぶり 航空ショー 米海兵隊・海自岩国 来月共催 催し多彩 25万人見込む

 岩国市の米海兵隊岩国基地と海上自衛隊岩国基地は14日、5月3日に初めて共催する「航空基地祭・日米親善デー」の概要を発表した。それぞれで開いていた基地開放イベントを統合。恒例の航空ショーが3年ぶりに復活するなど多彩な催しがあり、約25万人以上の来場者を見込む。

 航空ショーでは、航空自衛隊「ブルーインパルス」のアクロバット飛行や米軍機のデモ飛行のほか、英国を拠点とする民間のパフォーマンスチーム「ブライトリング・ウィングウォーカーズ」が日本で初めてショーを披露する。

 ステージには「海自の歌姫」の愛称で知られる海上自衛隊東京音楽隊の三宅由佳莉3曹が出演を予定。航空機の地上展示や飲食ブースなどもある。米軍が2017年に岩国配備を予定する最新鋭ステルス戦闘機F35の展示も検討中という。

 会見に臨んだ海自第31航空群の大瀬戸功群司令は「地方創生、岩国の活性化の一助になれば」と期待。米海兵隊岩国基地のロバート・ブシェー司令官は「日米の絆をさらに強めることができる」と強調した。

 午前7時~午後4時。入場は午後2時までで、身分証の提示が必要。駐車場はなく、公共交通での来場を呼び掛ける。(野田華奈子)

(2015年4月15日朝刊掲載)

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