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「新時代開く言葉発信」 首相、米議会演説へ出発

 安倍晋三首相は26日夕、羽田空港発の政府専用機で米国へ出発した。28日にオバマ米大統領とホワイトハウスで会談に臨むほか、29日には日本の首相として初めて米上下両院合同会議で演説する。米国訪問に先立ち、安倍首相は「日米の強い絆を生かし、21世紀の平和と繁栄をつくり、新しい時代を切り開いていくメッセージを出したい」と語った。

 27日には米ニューヨークで、日米の外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)が開かれ、自衛隊と米軍の役割分担を定めた日米防衛協力指針(ガイドライン)改定が正式決定される。安倍首相は首相会談で、ガイドライン改定を踏まえた同盟深化を確認したい構えだ。

 米議会での演説は、戦後70年の節目であることを踏まえ、日米がアジア太平洋地域の平和と安定のために果たしてきた貢献を強調する見通しだ。

 今回の米国訪問は、26日の東部ボストン入りからスタート。ジョン・F・ケネディ図書館の視察や、ボストンマラソンを狙った連続爆破テロの現場での献花などを予定する。30日にはサンフランシスコを訪れ、IT企業関係者と意見交換。続く訪問先のロサンゼルスでは、日米関係の発展に貢献してきた人たちと交流する。5月3日午後に帰国する予定。

 一方、岸田文雄外相も26日、安倍首相とともに政府専用機で米国へ出発。滞在中は安全保障協議委員会に出席するほか、核拡散防止条約(NPT)再検討会議で演説する。その後、日本の外相として初めてキューバを訪問。ロドリゲス外相ら要人と会談する。5月4日午後に帰国する予定だ。(城戸収)

(2015年4月27日朝刊掲載)

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