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被爆2世部会を結成 市原爆被害者の会が総会

■記者 金崎由美

 広島県被団協(坪井直理事長)の地域団体、広島市原爆被害者の会(片山春子会長)は26日、市内で被爆2世部会の結成総会を開いた。高齢化が進む親の被爆体験の継承などに重点的に取り組む。

 2009年に県被団協が2世部会をつくったのを受け、連携を目指し結成した。会員は40~60歳代の32人。

 結成総会では、広島県被爆二世団体連絡協議会の事務局長などを務めた中谷悦子さん(61)を会長に選出。11年度は、組織の拡大▽被爆体験の継承と反核平和運動▽国が自治体に委託し実施している被爆2世健診の充実要求―の3点に取り組むことを決めた。

 中谷会長は「『ノーモア・ヒバクシャ』を訴え立ち上がった被爆者に感謝し、一緒に運動を進めたい」と語った。

(2011年6月27日朝刊掲載)

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