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　岩国商工会議所は２４日、海上自衛隊の航空機などを展示する「航空博物館」の建設を目指す特別委員会を７月に設置すると発表した。

　海自岩国基地や米海兵隊岩国基地の航空機資料を一堂に集め、観光振興に役立てるのが狙い。商議所の会員１８人が委員となり、３年間で規模や展示内容、経済効果などを調査。建設の可能性を探る。

　これまで商議所は、基地対策委員会が埼玉県所沢市などにある展示施設を視察してきた。木村圭一専務理事は「実現すれば、地域の特性を生かした観光の目玉となるはずだ」と話した。

　航空博物館については市も２００９年、在日米軍再編に関する地域振興策として国に建設を要望している。（大村隆）

（２０１５年６月２５日朝刊掲載）