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核廃絶を訴え 市中心部行進 広島県原水協など

 核兵器廃絶などを訴える「網の目平和行進」が26日、広島市中心部であった。実行委員会が開き、30回目。県原水協や労働組合などの約300人が中区の御幸橋西詰めなど4地点からそれぞれ出発。のぼりや横断幕を掲げ、約1時間練り歩いた=写真。

 政府の安全保障関連法案については「集団的自衛権の行使反対。戦争する国づくり反対」と声を上げた。

 平和記念公園に到着後の集会では、県原水協の高橋信雄代表理事が米国の差し出す「核の傘」に頼る日本政府を批判。「被爆国が世界の先頭に立って廃絶を進めるために、核兵器禁止条約の締結を引き続き訴えよう」と呼び掛けた。

(2015年6月27日朝刊掲載)

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