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「自民に心の緩み」 竹下復興相が苦言 報道圧力発言

 竹下亘復興相は27日、安全保障関連法案をめぐり、自民党若手議員の勉強会で報道機関に圧力をかけようとする言動が出たことを批判。「マスコミをつぶすにはスポンサーを降ろせなどという乱暴な発言があった。党に心の緩みがある」と苦言を呈した。

 この日、松江市内であった同党島根県連のパーティーで発言した。竹下復興相は「批判も含めて全て受け止めるのが政権の仕事。それだけ重い責任がある」と主張。「明日にでも政権を担えるという野党がない中、緊張感が欠けている」と指摘した。

 衆院憲法審査会で党が参考人として招いた憲法学者3人が、いずれも同法案を「憲法違反」としたことについても「(人選に)明らかに心の緩みがあった」とした。

(2015年6月28日朝刊掲載)

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