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安保関連法案の衆院採決に抗議 島根県弁護士会

 参院で審議中の安全保障関連法案について、島根県弁護士会(熱田雅夫会長)は29日、衆院での採決に抗議する会長声明を発表し、安倍晋三首相たちに郵送した。声明は、法案を「平和主義を定める憲法9条に違反し、許されない」と批判。自衛隊法などの改定により「現場の判断により戦闘行為に発展する危険性をはらむ」と指摘し「憲法に違反する武力の行使が避けられない」と主張している。

 同会は6月、同法案の立法化に強く反対する会長声明を発表。「法案の採決が強行され、衆院を通過したことにあらためて強く抗議する」としている。

(2015年7月30日朝刊掲載)

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