上関の環境は「確実に保全」 中電14年度調査
15年7月31日
中国電力は30日、山口県上関町の上関原発建設予定地と周辺海域で実施している環境監視調査の2014年度結果を発表した。大学教授たち6人でつくる委員会の評価を受け「環境が確実に保全されていることが確認された」としている。
調査は、水質や陸海の動植物の10項目。東京電力福島第1原発事故を受けて準備工事の中断が続いており、顕著な変化はなかった。独自の生息域が上関町沖にある可能性が指摘される国天然記念物の海鳥カンムリウミスズメは、予定地5キロ圏内で14回延べ29羽を確認した。
(2015年7月31日朝刊掲載)
調査は、水質や陸海の動植物の10項目。東京電力福島第1原発事故を受けて準備工事の中断が続いており、顕著な変化はなかった。独自の生息域が上関町沖にある可能性が指摘される国天然記念物の海鳥カンムリウミスズメは、予定地5キロ圏内で14回延べ29羽を確認した。
(2015年7月31日朝刊掲載)