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世界の若者が折り鶴交流 ジュニアライター、ジャンボリー参加者と 広島市中区

 中国新聞ジュニアライターが30日、ピースプログラムで平和記念公園(広島市中区)を訪れた「世界スカウトジャンボリー」の海外参加者との交流や取材を始めた。

 平和をテーマに取材・活動するジュニアライターの中学・高校生13人が、あらかじめ作った折り鶴約150羽を持参。バングラデシュやオランダ、米国などのスカウトにモザイクアートを一緒に作る交流を呼び掛け、羽に平和に関するメッセージを書いてもらった。「Love and Peace」「Help other people」「希望世界和平」などの言葉が書き込まれていた。

 折り鶴は縦45センチ、横60センチのボードに貼り付け、鶴が広島から世界に羽ばたくイメージのモザイクアートに仕上げ、平和記念公園内の原爆の子の像にささげる予定。中学3年上岡弘実さん(14)は「鶴へのメッセージに込められた平和への思いを、目に見える形で残していきたい」と話していた。

 ヒロシマに来て何が一番心に残ったか―などを問うアンケートへの協力も呼び掛けた。(二井理江)

(2015年7月31日朝刊掲載)

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